有能性の罠にどっぷりと…
問題部門フォロー二日目だ。
引き継ぎは思いの外さくさくと行き、
恐らくこの部門の中での例外作業は
四半期決算までないだろう。
しかしこの部門…
外注費と修繕(設備更新に伴う)で
かなりセグメント損益を圧迫している。
かなりじり貧なんです。この部門。
10年前は大量生産効果を活かし、
安定した品質と低価格で
市場を制圧してブイブイ
言わしていたんですがたんですが…
海外製品が進出しあっという間に
シェアを食われました。
単価三割引きには勝てませんわ。
販売先には足元見られ…
部品外注先には単価を上げろと要求され…
常に前期比4%程度の減。
営業利益ではギリギリで黒の状態。
あ、去年度は赤転でしたね。
ノウハウや技術転用余力は
ブッチギリであるはずなのですが…
ここのトップから技術管理のラインが
過去の栄光にすがる典型的な
ロートルでして…
過去のやり方を全く
変えないんですよね。
現行商品生産とそのマイナーチェンジに
固執しまくり、不良品率の低さと
アフターだけで勝負しようとする。
さらに他社から新製品の共同開発や
技術転用のオファーを
ことごとく拒否する有り様。
外注先だって
もっと単価の安い所があるのに
古くからの付き合いや、
部品製造ノウハウがあるという
上っ面な理由で不利な契約を
しっぱなしだし。
生産に関しては生産効率上げるために
機材をリニューアルしようとするし。
生産効率あげたところで海外製品並の
単価にはなりゃしねーし…
食われたパイは戻ってこねーのに…
そして昨日のたわけた態度である。
まーた書いててムカついてきた。
もういい加減担当常務に陳情しようか
◯本日のメニュー
・経営法務 トレーニング
・中小企業政策 白書部分 インプット
合計 3時間