やさぐれリーマンの挑戦

田舎のペーペーやさぐれサラリーマンが、気まぐれ社長によって突然にもたらされた人生の壁に挑むことを記した日記です

ジレンマ

物事は変わるときは

一気に変わるものですね。



金曜に総務部長に呼び出されました。



総務部長

「診断士試験 今年受かりそう?」


「うん ぐぅむっ…」



勉強してませんって(汗)言えねーよなあ


答えを待たずに総務部長は続ける。



総務部長

「今年二次受けて、受かればOK。

落ちたら養成課程受けて。

会社がバックアップするから。」



養成課程。

話には聞いてたけど、

講義と実習で診断スキルを磨き、

資格を取れるコースがある。

うまい話のような気がするが、

大半が金融機関等の生え抜き

エリートが枠を独占するらしく、

四流田舎企業の

しかもぺーぺーには無縁だ。

現実的ではないだろう。



総務部長

「診断士で経営のノウハウ磨いたら、

次はTOEIC勉強して、

米国公認管理会計士か

米国公認会計士を取って欲しい。

これは社の意向だから。

もちろん取得に関しては

バックアップする」



ウチの会社はタイ、ベトナムに

事務所がある。


多分事業拡大かなんかで

俺をそこにつっこむんだろうな。

だいたい解る。


ここらの国は旅行するには楽しいが

働くとなると…


正直、イヤですね。




「全部とったら待遇は

どうなるんすかね?」


総務部長

「部長級にはしてやりたいつもりだが。」



話がウマすぎるんだよ。


目の前にニンジンぶら下げて

けしかけても駄馬は駄馬。

サラブレッドにはなれないぜ。


劣等リーマンに

ここまで投資しようとする

(しなければならない)

会社の見る目のなさには同情するが…




チャレンジしたい気持ちもある。

しかし自分の無能ぷりも理解している。



あれれ

人並みに葛藤してるわ俺。



チャレンジするとしても

どこまでいけるんだろうか。

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